まめなかー!(元気ですかー!)たかのめでございます!
今回は移住エピソード①お仕事編!と言う事で、「お仕事」を軸に移住体験や、当時感じた事などを思いのまま書いていこうと思います!宜しくお付き合い下さいませー!
目次(タップでGO!)
自分を満たす職場との出会い~手取りマイナス10万からの道のり~
・移住後の月給はマイナス10万円!?
移住前は島根に移住すること自体が目的として比重が高く、働き方に関しては収入確保の為に色んな可能性を模索しました。しかし移住後に働き出した時には、収入が手取りベースで10万近く下がりました!
島根での生活を実現したくて、覚悟を決めて移住をしましたが、家計はやはり火の車。幸い仕事はやりがいも十分で、職を極めて独立も考えましたが、しまねをよく知る妻(大田市出身)の紹介で、現在携わる仕事と出会い、時勢も良くて働くご縁を頂く事が出来ました。
・人より幸せ感を感じながら働く男
現在に至るまでには、移住に関わるドラマが幾つもあり、先ずは、最初の最初。移住活動として職探しを始めた所からお話しを進めていきたいと思います。

・地方移住と減収
地方移住のデメリットと聞いて最初に思い浮かぶのが収入の減少。
移住希望する地域の求人情報をハローワークのサイトから探してみるも、確かに初任給のベースは低いように感じました。
相対的に数の少ない求人の中から選ぶのはつまらないと感じて、自身で起業する可能性も視野に入れて移住活動を進めました。

・「田舎で起業」のリスクを考える
自分で起業することを考えると、携わる業種としては、地域の特性を活かした商材を、場所を限らず、広く届けることが出来るような商売が良いなと思うようになりました。
そう考えたら、移住先の地域特性や文化は、Iターンである自分には分からないので、とにもかくにも、島根県に行って、情報収集する期間は必ずいるな!と感じました。


・移住への入り口として勤める
どんな働き方であれ、「自分の商売にする」気概をもって働けば、収入はそのうちついて来るっしょ!初任給は生きていけるだけあれば良し!!ってことになり、求人票の給与欄の低さが(少しだけ)気にならなくなった たかのめ でした。

企業見学での違和感
移住のための転職活動は、『ふるさとしまね定住財団』を通じて、地元企業を紹介してもらうことから始めました。
企業見学という形で、多くの企業に業務内容や働き方を直接聞く機会を設けていただきました。
「初任給」の話をする時、多くの企業の方が口を揃えて言う言葉が妙に引っ掛かりました。
それは、、、、
『島根県は経済規模が小さいから儲けも少ない』という言葉です。
まるで防御線を張るように、口を揃えて言われました。
確かに間違った事は言ってないのかもしれないけど、チャレンジの無い、非常に消極的な言葉だなー、と思いながら聞いていました。

田舎での働き方を考える上では、顧客を限定しない業種選びが重要だなーと感じた経験でした。
雇用する側、される側の関係
中小企業の見学をして感じたのは、雇用する側からみて、「安いコスト」としての人材が欲しいのか、「一緒に戦う仲間」を探しているのか、企業によって違うであろう事。
安いコストが欲しい会社に勤めると、同僚に、『勤続年数が短い人』『実家暮らし』『独り身』『元気な老人』『異国の人』がやたら多いかもしれません。
一方、新規事業の立ち上げや、商圏拡大などを考え、「一緒に戦う仲間」を探している企業は、即戦力が欲しいので、待遇が良く働き甲斐もあるが、採用基準が厳しいという風に感じました。

3部リーグ
都会と比べて、田舎は競争が少ない。というお話!
日本一を目指すなら!都会で戦うべきだと考えます。

そんな気楽さを田舎に感じています。

移住して7年で感じていること
・『そともん』の強み
人と違っても、変わってるって言われても、自分は『そともん』だから当たり前♪と気楽に考えられるようになった。同調する為に人に気を使いすぎる事も少なくなったように感じます。
・仕事の対価
移住を通して、自分にとって仕事の対価がお金だけでは無いと認識することが出来ました。もちろんお金は必要!ただ、あればあるだけ良いとは思わなくなりました。「足るを知る」といった感覚。仕事に求めるもの。子供の学費に困らないほどのお給料。仕事で得られる経験や仲間。普段仕事があるから休日が魅力的に感じる。仕事で得れる対価を多く感じれるようになって、幸福感は増したと思います。
・競争率と価値
人口が多く、競争率の高い都会で働く場合と、人口の少ない田舎で働く場合、個人としての価値や影響力は田舎にいる方が高いと感じます。埋もれてしまわないという意味で、田舎は自分らしく生きるのに最適なんではないかと思います。
・立場が人を作る!?どこにでもいる困ったさん
何度転職しても、どこに転職しても、同じような人はどこにでもいる!会社に勤めてみないと分からない事、それは『人間関係』!こればっかりは、入ってみないと分からない。
仕事を一通り習得して、周りに何も言われなくなってくると、その人の素の部分が出て来ます。次の目標を見つけて行動しようとする人、安定した立場を守る事に注力する人、会社は「仕事」という目的があって集まっている集団なので、前者であるよう心掛け、後者の行動や言動には巻き込まれないよう注意したいものです。


たかのめ『島根での働き方』
・海産物の買付、販売のお仕事
移住後、最初の勤め先の仕事は、毎日が刺激的でとても楽しかったと記憶しています!
毎朝5時、昼は13時から大社町で開催される漁協の競り市で、鮮魚の買付け!
自分の目利きで買った鮮魚を、注文を受けたスーパーや飲食店、加工屋さんに卸すという仕事です。
漁獲量や需要の変化で、毎日変わる相場(値段)に目を光らせ、鮮度の良い魚をお客さんの希望の値段で買付け、卸す事が出来た時の喜びは、何にも代えがたい喜びがありました!
同世代の同僚が多かったので、一体感もあり、職場にも活気がありました!
・営業職の経験活きる
役職としては『営業職』でした。営業に関しては、基礎を叩き込まれた旅行社での営業経験があり、その知識を活かして、日々の買付、販売業務の傍ら、新規顧客獲得の為の種まきを、アンテナを張りながらせっせと行っていました。
3年近く働いた中でも、種まきが実を結び、新規でお付き合いしてくれるお客さんが増えた事もあり、とても充実した毎日を送っていました。
・妻妊娠、薄給と自然との闘い
横長の島根県には、日本海沿岸に漁港や競り市場がいくつも存在し、地形や風向きによって、どの漁港でどれだけの魚があがるかは日によって変わります。
お客さんは常に新鮮な鮮魚を求めているので、情報収集は欠かせません。

そういう事情があり、たかのめは帰宅後、仕事の事を考える時間がどんどん増えてくるのです。
そんな たかのめ の姿を、妻はあまり良く思ってはいなかったようです。

ある日、妻が友人の務めている、大手電子部品製造工場の企業説明会のビラを持ってきて、参加するよう勧められます。

・思わぬ発見!おれ、この会社で働きたい!
説明会に参加。製造工場で夜勤もしながら3交代で働くお仕事との事。
夜勤も交代勤務も、新聞印刷工場で働いていたので経験があります。平日休みがあるし、睡眠さえしっかりとっておけば、夜勤手当がつく分、働き手としては効率が良いと考えるので、この働き方は たかのめ の好みでした。
説明を聞いていると、工場で生産する製品について、思うところ有りっ!
セラミックは『瓦』の原料でもあります。妻の実家の石見地方は、石見銀山や石州瓦など、鉱物に付加価値を付けて商売する文化がある土地だと、たかのめは認識していて、説明を聞きながら妄想がどんどん膨らんで行きました。

その部品をしまねの企業が製造していて、世界中に発信してる!?
あれ?これって島根の文化、世界中に発信出来る仕事って事じゃね?
勝手にビビッと来た たかのめ は、説明会を紹介してくれた妻の友人にも会って、その会社の事を詳しく聞いてみる事にしました。すると、

たかのめは多くの企業を転々としてきて、自身の勤める会社を『良い会社』と評し、勧める人を始めて目の当たりにして、その会社により興味をそそられました。

そう思い立ったら即行動のたかのめ、期間工としての採用試験に応募する事にしました!


期間工採用試験は無事合格!
その後、半年を期間経て、晴れて正社員登用となり、現在に至ります。

妻もたかのめが、収入面でより安定した職業に就いて、安心したようです。
・切望した職場で働いてみて思う事


移住後の独立企業も視野に入れていましたが、今の職場に出会って、気に入ってしまったので、やれるところまでは続けてみようと思っています。毎年昇給もあり、収入も岡山にいた頃と変わらないくらいに持ち直したのもあって、モチベーション高く働くことが出来ています。
以上、移住エピソード①お仕事編と言うことで、転職活動を開始してから、現在の仕事に就くまでの心境の変化をリアルにお話しさせて頂きました!

移住を考えるみなさんの幸せなワークライフの一助になると喜びます♪
次回は移住エピソード②住居編をお届けします♪⇓⇓
移住エピソード②住居編 - たかのめ道場 (takanome-blog.com)
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