まめなかー!(元気ですかー!)たかのめでございます!
今回は移住エピソード2住居編!という事で、岡山県から島根県に移住して、現在までの『住居』についてお話させていただきます!


古民家を夢見た青年が、無難に市街地の中古住宅を買って、なんだかんだ充実した生活環境を手に入れた経緯をお話しします。
目次(タップでGO!)
お得な空き家の『賃貸物件』を探せ!
・空き家は『賃貸』が無い!
移住活動も中盤、就職先の目処がついた時点で、移住後の住居を探すことにしました。いきなり家を買うわけにもいかないので、『賃貸』で住居を探すことにしました。
ふるさとしまね定住財団から紹介を受け、向かったのは出雲市の『空き家BANK』!
妄想の古民家住宅に胸を躍らせ向かったものの、衝撃の事実が発覚!!
『賃貸』の空き家なんてどこにもないっっ!!
空き家BANKの担当者に話を聞くと、賃貸の空き家が少ないのには事情があって、
- 家具など使っていた物の片づけが面倒。
- 仏壇があって、他人に貸すのに抵抗がある
- 愛着がある家を他人に貸しづらい
- 空き家を人に貸している=お金に困ってる?という世間体の悪さ
など賃貸の中古住宅は市場に広く出回ることが少ない模様。
・空き家賃貸探しの秘策!情報は地元企業が持っている!?
空き家BANKの物件の少なさにヤキモキしてると、賃貸のオーナーさんは、地元でひいきにしている不動産屋にだけ情報を伝えている場合があるとアドバイスを受け、地元の不動産屋さんをいくつかピックアップしてもらい、回ってみることにしました。
ここでお世話になったのが、出雲市内の『H不動産』!出雲への移住の意思を担当者さんに伝えて、物件を探してもらいました。




濃密シリーズ~田舎の洗礼⁉~
・町内会費、月4千円の衝撃⁉

町内には物件の家主さんもいて、とても可愛がって貰ったのよねー♪
町内会の会費は月4千円!この中には、町内で必要な会費や、広域地区に収める会費、近隣小学校への寄付なども含まれているとの事!
夏が近づくと地域の草刈りが開催され、参加するとバイト代やパンやジュースなど軽食が支給されます。この費用も町内会費から出るので、地域の為に貢献すれば、いくらかは帰ってくるという仕組になっています。

・月一の常会!地区の運動会に夏祭り、マラソン大会
田舎に行くほど地域行事が多い。しかも運動会も、夏祭りも『子供の達のため』だけというわけではなく、大人もしっかり参加する行事なのです!そういう意味で健康寿命が長いのも田舎の必然だと感じます。もちろん行事には準備や片づけはつきもの!計画や段取り、細かい配慮など、行事運営に必要な技術は、仕事でも役に立つのではないかと たかのめ は思います。
町内で月一開催される『常会』は公会堂(公民館)や持ち回りの会場で行われます。高齢化が進む地域では安否確認の役割も果たし、内容としては、月毎の行事の確認や町会費の集金などが行われます。

・農家とサラリーマン
たかのめが在籍していた町内は農家の方(兼業農家も含め)が殆どで、行事が平日の昼間に開催されることもしばしば。農家とサラリーマン世帯の生活リズムの違いも感じました。

想定外⁉強風!雨漏り!暗い冬。
・驚異の西風!冬に荒ぶる日本海!

たかのめが移住して最初に住み始めたのは、出雲市の西部、瀬戸内海の温和な海風で育った自分としては、この地域の「西風」には度肝を抜かれました。
特に冬の西風!
日本海は夏と冬でその表情が180度変わります。冬の荒ぶる日本海からの西風は、体感では、岡山で経験した台風などと、さして変わりありません。
これは大げさではなくマジです。
冬の日本海沿いでは頻繁にこんな風が吹いていて、曇天の多い出雲地域では、日暮れも早く、誰も外を出歩きません。

風が強い日に二階のトイレの窓が少しだけ開いていたせいで、家中の内扉が気圧変化でガタガタ震えだした事もありました。

・壮大な景色!大自然を感じ生きる

新古住宅購入

何度も通って自分の希望を伝えておくと、良い情報を見つけてくれるかもしれんぞ♪
・出雲市の新築相場
島根に移住して約2年、生活リズムも安定してきたので、この先の住居について夫婦で話し合いました。

出雲市で家を建てると、新築土地付きでで2000万~4000万くらいになりそうです。
駅近に大手ビルダーで建てて4千万台、場所を選ばず最安を探せば2千万くらい、普通に建てようとすると3千万台はかかるかといった感じ。
3千万も借りると、月の支払いは10万近くなります。田舎に住むなら住居費は極力抑えたい所。
・古民家+リノベーションの選択肢
そこで、中古の物件を見学し、リノベーションすることも視野に入れて情報収集する事にしました!

中古物件は賃貸は希少だったが、売り物件はそこそこ出ている様子でした。
H不動産に何度も通って、リノベーションに良さそうな物件はいくつか見学させてもらいましたが、どうも決定打に欠ける。。。
自分が住宅に求めるものを掘り下げて考えると、、、。
- 雨風がしのげる
- 暑さ寒さをしのげる
- 団らんするリビング
- BBQ出来るスペース
- 清潔な水回り
上記を中古物件とリノベーションで叶えようとすると、例えば1千万で土地付き一軒家を購入し、リノベーションで1千500万(水回りや内外装、断熱工事など)かけたとすると、トータルで3千万近くなります。これなら新築が買えてしまいます。

・「新古住宅」との出会い
またヤキモキしている時に、H不動産の担当の方が、「希望の古民家物件では無いのですが、良い物件ですよ!」と紹介してくれたのが、写真ではまだ新しく見える中古の積水ハウス。現在たかのめが住んでいるお家です!

東京で住宅の断熱施工の仕事をしていた経験から、築浅物件の断熱、機密性能の高さを理解していたので、家の性能を考えても、買っておくべきだと思い、購入に至った次第であります!

良いご縁を頂いたH不動産には本当に感謝しています!
・追記、不動産会社とたかのめの距離感
不動産会社には、何度も通って仲良くしておく事をお勧めするたかのめですが、注意点もございます。一言でいうと、担当者とお友達になればOK!という事では無いです。不動産業者の担当者と、たかのめの関係はあくまで「販売者とお客さん」これに変わりは無いわけです。
担当者は多くの物件の情報を持っている、顧客は自分の希望を持っている。顧客の希望を深く理解する事で、担当者は言葉には出ない顧客の「本心」にも目を向けて、物件探しをする事が出来る。「仲良くなる」とは、時間をかけて「自分が欲しいものを深く知ってもらう」という事です。既製品を販売するわけでは無いので、この聞き取りが業者には重要になってきます。

熱心なお客さんだと認識してもらえば、その分情報収集もしっかりやってくれると思います。しかし、タイミングや担当者の性格や能力などの要素で、情報提供に違いが出る事もあるので、不動産屋には複数回訪れたり、担当者が合わない時は他をあたるなど、焦らず「時間をかける」事が大切になって来るのだと思います。
番外編 たかのめ引越センター
・出来る事は自分でやればお金はかからない!
たかのめは引っ越しにお金をかけたくありません!自分でやれば、いいと思うからです。
毎年、引っ越しシーズンになると引っ越し費用は跳ね上がりますが、そんなこと関係ありません。
岡山から移住してくる時も、トラックを借りて、1日で岡山ー島根間を往復して引っ越しを済ませました!
賃貸から今の物件への引っ越しも全て自分でやりました!業者に頼むにしても、荷詰めの殆どは自分でやるので、荷物を運ぶだけなら、体力と根性があればなんとかなります!
これで1回10~15万円くらいは浮いたというお話。自分で出来ることは自分でやるのが田舎流です!

・住処とコストの向き合い方
生活するうえで最もコストがかかるとされている居住費。住宅ローンで借りれるだけ借りてがんじがらめの生活になると生活の自由度は下がります、
最低限必要なのは、水回り(キッチン・バス・トイレ)とダイニング(食卓)と寝室と駐車場!後は見栄っ!これらのバランスがが大事です。


住宅を購入した場合は、ローンだけではなく、
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毎年の税金(固定資産税)
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下水関係の費用(浄化槽の維持費や下水が通った際の受益者負担金、引き込み工事費用)
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水回りの修繕費(約10年毎)
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その他修繕費積立て
上記のような維持にかかる費用も念頭入れて資金計画を立てる事!
住宅購入後10~13年間年末調整時に控除される住宅控除の使い道(固定資産税の支払い、控除終了後の繰り上げ返済資金)も考えておかないとね♪
必要最低限にコストを抑えて、気楽で自由な田舎暮らしを楽しみましょう!
移住を考える皆さんにフィットした住処探しの一助になると喜びます。
次回は移住エピソード③子育て編をお届けします!⇓⇓
移住エピソード③子育て編 - たかのめ道場 (takanome-blog.com)
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移住エピソード③子育て編
まめなかー!(元気ですかー!)たかのめでございますー! 今回は移住エピソード③子育て編!という事で、現在島根県出雲市で絶賛子育て中の私たかのめ が、出雲での子育てエピソードや感じた事などを私的目線でお ...